コラム

コミュ障でなんか問題ありますか?

「コミュ障」という言葉があります。

 

 

コミュニケーションの障害、略して「コミュ障」だそうです。

 

 

対人関係やコミュニケーションがうまくいかない人ということになりますかね。

 

 

ところで、心理カウンセリングのような仕事を長年やっていると思うことがあるんですね。

 

 

的確に言葉で表現することがむずかしいのですが…

 

 

問題など存在しないところに世の中が問題をつくって、それを乗り越えましょう、できるようになりましょう、できないことは問題ですよというメッセージを発信しているんじゃないかなと思うんです。

 

 

例外はあるけど、多くの場合は別に問題などないことが多いかな。

 

 

なんのこといっているか、わからないですよね。

 

 

自分も感覚の部分を話しているので、そうだろうなと思います。

 

 

少し具体的にお話すると、例えばネットなどで「発達障害」のセルフチェックみたいなものがあったりします。

 

 

これがけっこう誰でもあてはまるようなチェック項目が並んでいるんです。

 

 

さらにセルフチェックって、セルフでチェックできるようなもんではないんだけどなぁと思うわけです。

 

 

さらにというかちなみに、医師が発達障害の診断するときに脳波などは調べないし、脳機能の障害と定義されているわりには「何らかの」ってなっていて、あいまいなんですね。具体的に脳のどの部分がとはならない。

 

 

それから、「うつ病」に効果的だと言われている?「認知行動療法」という心理療法があります。

 

 

これなど、今のあなたの認知の仕方には問題がありますので修正しましょうねという、現在の否定ともとられかねないニュアンスが見え隠れするわけです。

 

 

適切な「認知行動療法」はこの限りではありませんが、心理療法を行う側のベースというか意識によっては否定的なニュアンスが伝わってしまうと思います。

 

 

自分には、どちらも不必要な不安をあおっているようにしか見えないんですよね。

 

 

そのままでいることに、そんなに問題ありますかね?

 

 

自分がご相談を受けているケースの多くは、問題があるんじゃなくて、問題があると思わされてきたケースなんですね。

 

 

ご本人は、いいんじゃないかなぁそれで、ということが多いんですね実際。

 

 

ドワンゴの川上さんは、ある書籍の中で、採用しているのは結果的にコミュ障の方であることが多い。コミュ障出ない方におもしろいモノがつくれるんですかね?(意訳)みたいなことを書いています。この本の対談の中にあります。

 


理系に学ぶ。

 

いいんじゃないですかね、これで。コミュニケーションってできる必要がありますか?

 

 

コミュニケーションの練習とかなんでするんでしょうね、なんのためですか?少なくとも自分の意志ではなくて行うものではないじゃないかな。

 

 

最低限の意思疎通ができれば、それでいいかなと思うのですが違いますかね。

 

 

自分の考え方は、はっきりいって主流ではありません。ありませんが、このままいくつもりです。

 

 

ごく一部の方々をのぞいて、とりたてて問題だ問題だという風潮には同意できませんし、その人なりの生き方を見つければいいと思っています。

 

 

そして、多くの場合、今の人生の軌道から、わずかにズラしたところにあるのだろうなぁと感じています。

 

 

大きく変わる必要があるのではなくて、軌道を少しだけズラすんです。

 

 

もっと気楽でいいんですよと思いますし、今回お伝えしたかったのは、たった1つ、このことだけかもしれません。

 

 

以上、「コミュ障でなんか問題ありますか?」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 



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トラウマの解消に『しんさいニート』

カトーコーキさんが書いている『しんさいニート』というマンガがあります。

 


しんさいニート

 

マンガといっても、文字も多いので読みものとしてもいけます。

 

 

さらにマンガと文字の相乗効果で、状況がしっかり入ってくるんです。

 

 

カンタンに概略を紹介すると、東日本大震災をきっかけに「被災者」となった青年が、さらに追い打ちをかけられるように過去に受けたトラウマにさいなまされて、そこから抜け出そうと7転8倒していく物語なのですが…

 

 

状況の描写もさることながら、心理描写がすばらしいんです。

 

 

自分は心理の専門家ですが、同じ状況をこれほどわかりやすく語れるかなと思ってしまうほどです。

 

 

引きこもり、経済的ピンチ、トラウマからくる対人関係のパターンなど、これは苦しいなぁ、そうなるよなぁと腑に落ちますし…

 

 

途中登場する心理カウンセラーの方などは、おそらく実物は凄腕なんだろうなぁと思います。

 

 

カウンセリングを受けて、それを日常でどう生かして挑戦して、この危機から抜け出していったかがていねいに書かれています。

 

 


ここからは、自分自身の整理のためになんですが、マンガで心理カウンセラーさんが言っていたことをカ条書きにしておきます。

 

 

虐待による「トラウマ」と「外的コントロール」の関係性。

 

 

「外的コントロール」がなされるときの特徴「7つの致命的な習慣」

  • 批判する
  • 責める
  • 文句を言う
  • ガミガミ言う
  • 脅す
  • 罰する
  • 褒美で釣る

 

マンガには書いてはいませんでしたがDVなどのときに行われる

  • 爆発期
  • ハネムーン期
  • 緊張期

の3つがまざってくると、さらに複雑な「外的コントロール」が完成しそうですね。

 

 

マンガでは「外的コントロール」に相対するものとして「選択理論」

  • 支持する
  • 傾聴する
  • 受け入れる
  • 信頼する
  • 励ます
  • 尊敬する
  • 違いについて交渉する

 

自分が自分に対してできるものもありそうですね。「認知行動療法」のような役割を果たすのかもしれません。

 

 

最終的に青年は、表現によって変わっていくのですが、マンガ、音楽など、それまでやってきたことがつながるんですね。

 

 

自分の持論ですが、1つ1つが一流じゃなくても関係ないんだと思います。

 

 

たとえば、マンガで1/100(100人に1人の才能←現実的な才能ですよね)音楽も1/100だったら、1/100✕1/100=1/10000(10000人に1人の才能)になるんです。

 

 

さらに「トラウマ」から脱出した人……とかを掛け合わせていったら唯一無二に近くなるんじゃないかな?

 

 

このマンガには、いろんなことを学ばせてもらいました。

 

 

今ピンチにある人もない人も、一読の価値ありの本だと思います。

 

 

以上、「トラウマの解消に『しんさいニート』」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 



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自分に自信がもてない方へ。

「自信がもてないんです」

 

 

心理カウンセリングでは、何度も出てくる相談の1つです。

 

 

自信がないことに対して、それは困りましたねのラインが多いと思うのですが…

 

 

一度、立ち止まって考えてみることも必要なのかもしれません。

 

 

「自信がもてないんです」「それで?」「だから(どうした)」というラインです。

 

 

自信がもてない、自分はダメだ、だからいろいろなことがうまくいかないんだ。

 

 

「自信がないこと」と「自分がダメなこと」はまったく別です。つながりはありません。

 

 

「自信がないこと」と「いろいろなことがうまくいかないこと」は、まったく関係がありません。

 

 

客観的にはこうですし、これが事実だと思います。

 

 

だから「自信がもてないんです」という気持ちはお聴きしますが、その流れ(流れなどないのですが)のいくつかは否定します。

 

 

その上で、自信がもてないことを考えてみるといいと思います。

 

 

自信がもてたらなんか変わりますかね?僕にはあんまりピンときません。

 

 

自信がもてたら自分は変われる、本当にそうでしょうか?

 

 

ここでは答えは出しません。答えといってもそれは僕がどう考えるかに過ぎませんので、みなさんからみたら、どうでもいい話です。

 

 

大事なのは、みなさんの答えを探すことなので…

 

 

そのヒントとして、先ほどのことを振り返ります。

 

 

自信がもてないことは、よくないことでしょうか?ということ。

 

 

それから、自信がもてないので、自分はダメだ、この流れは先ほど否定しましたね。

 

 

同時に自分に自信がもてないから人生がうまくいかない、これも否定しました。

 

 

これをベースに考えてみてはどうかな、という提案をしたいと思います。

 

 

ところで、鬼塚克也さんってご存知ですか?

 

 

元プロボクサーでバンタム級の世界チャンピオンです。

 

 

鬼塚さんが引退後に出演したテレビ番組で、こんなことをいっているんです。

 

 

自分に自信がなかった。世界チャンピオンになったら自分は変われるはずだ、と思って必死で練習をしてきた。

 

 

そして、世界チャンピオンになったのだが…

 

 

以前の自分と何も変わっていなかった。

 

 

概要はこんな感じでした。ここからは僕の推測ですが、変わらなかったことを残念に感じたと思います、最初は。

 

 

だけど、そのことを受け入れて、自然体になれたのではないかなとも思います。

 

 

それから、鬼塚さんのお話にはもう少し続きがあって…

 

 

世界チャンピオンになっても、自分に自信がつくことはなかった(おそらく受け入れている)

 

 

変わったのはまわりだったと。

 

 

最後のコメントはオマケであり、今日のコラムとは関係はうすいのですが、鬼塚さんの話の結末としては必要だったのでのせました。

 

 

自信をもつために何かをする、これもOKだし、自信がないまま生きていく、これもOK。

 

 

1つだけ考えた方がいいなと思うのは、状況と感情のギャップです。

 

 

自信がないことは受け入れれば問題になりません。状況と感情のギャップがなくなるからです。

 

 

同じこの状況をダメだと結論づければつらくなります。状況と感情のギャップがあるからです。

 

 

いろいろ書いてみましたが、自分に自信がないという方へ、もう一度ゼロベースで考えてみませんか?

 

 

以上、「自分に自信がもてない方へ。」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 



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視線恐怖症には「気功法」が有効だ。

仕事やら『公認心理師』の試験対策やらでドタバタして、コラムを書くことができませんでした。

 

 

と言い訳したところで、「視線恐怖症」なかなかやっかいですよね。

 

 

恐怖症とまではいかなくても、他人の目線が必要以上に気になって…

 

 

その自覚もあるのだけれど、いかんともしがたいということってありませんか?

 

 

これらは「心理カウンセリング」の分野になってくるのですが、今回は違う方法をご紹介しようと思います。

 

 

それはズバリ「気功法」なんです。ズバリ言うわよって古いか。

 

 

いきなり「気功法」と言われても?かもしれませんし、そんなの誰にでもできるものではないんじゃないかと。

 

 

その気持ちわかります。わかりますが「気功法」は誰でもできます。

 

 

しかも独学すら不可能ではありません。情報は山ほどありますし…

 

 

でも、独学となるとハードルが高いのも事実です。

 

 

そんなときは、うちに習いに来てください。3回あればお伝えできます。

 

 

教室は正式には7月からですが、細かいことにはこだわらないのが僕のいいところ。

 

 

細かいことが気になってしまうのが『相棒』の杉下さんのわるいところ。

 

 

宣伝も大事なのでちょくちょくやらないとねということで…

 

 

自画自賛ですが、たった3回であれほど見事にお伝えできるのは、うち以外にはないのではないかと。どれぼどなんだとツッコまれそうですね。

 

 

そろそろ本題に入ります。「気功法」の基本的なことをマスターしたあとは、これを「視線恐怖症」仕様にアレンジすればいいわけです。

 

 

具体的にどうアレンジすればいいかですが、ここは出し惜しみせずにですね、ポイントは「足裏」にあります。

 

 

「足裏」に意識を軽くおくというか/気を「足裏」に下げるというか、表現はいろいろなのですが「足裏」がキーポイントになります。

 

 

とくに歩いているときにはイメージもしやすいのではないでしょうか。

 

 

イメージしてみてください。たとえばあなたが1人で歩いていたら、向こうから数名の方々が歩いてきました。

 

 

すれ違うまでのこのイヤな感じ。体験したことがある方にはわかるはずです。

 

 

このときに「足裏」に意識を向けるといいと思います。

 

 

理論上はこんな感じになり、あとは実践と/簡単なこころの持ち方を知っておくといいのですが、今日はここら辺にしておきたいと思います。

 

 

追加ですが、これがうまくいけばエレベーター内での手持ちぶさた感にも対応できるかもしれません。

 

 

こんなこと考えるぐらいなら、エレベーターに乗らなければいいという話もありますが…

 

 

以上、視線恐怖症には「気功法」が有効だ、でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 



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メンタルヘルスのための3つの教室、はじめます。

平成30年7月から料金を改定する予定であることは、コラムでお伝えしたとおりです。

 

 

時期を同じくして、メンタルヘルスのための3つの教室を開講します。

 

 

僕は以前から、治療だのみではいけないと強く感じていました。

 

 

それを決定づけたのは、患者さんとして来院したある心理の専門家の他人まかせの言葉でした。今では感謝しています、念のため。

 

 

そこから試行錯誤を重ね、治療の腕はみがく一方で、セルフケアこそが「メンタルヘルス」につながる最良の方法であり、それをサポートする形で治療があると機能するのだと考えました。

 

 

3つの教室はどれも「メンタルヘルス」に必要不可欠だと考えています。

 

 

教室にはいくつかの共通項がありますので、それからお話します。

 

 

個人レッスンであること/1回30分(最大40分)で5回で終了/費用は1回あたり5000円。

 

 

1つ目は「食事療法」の教室です。

 

 

メンタルヘルスには食事療法は必須です。「脳内伝達物質」のもとをたどれば栄養素であること/

 

 

それから「グルコーススパイク」(血糖値の乱高下)によってホルモンが操作され、気分不良につながることなどをとっても、その重要性がわかると思います。

 

 

糖質への依存度が高いほど、この程度も頻度も上がると思います。

 

 

教室では、安全なレベルで/3カ月程度の短期間の糖質制限をお伝えして、さらに注意点や疑問点にお答えしながらススメていきます。

 

 

さらに、糖質制限の効果を高めるには栄養を充実させる必要があるので、「栄養解析」や「IgG遅発型フードアレルギー検査」などの情報提供も行います。

 

 

2つ目は「気功法・呼吸法」の教室です。

 

 

「メンタルヘルス」には呼吸法が有効だと言われていますが、ひと口に呼吸法といっても内容は多岐にわたります。

 

 

呼吸法の基本は「ゆっくりと吐くこと」ですが、これまでの自分自身の体験/臨床経験から、よりシンプルで効果の高い方法を数種類お伝えします。

 

 

とくに不安緊張に有効なのですが、より強い不安緊張の場合の呼吸法などについても勉強します。

 

 

呼吸法からの流れで、気功法についても学びます。

 

 

気功法の共通項(これを知っているといないとではその後天と地ほどの差がつきます)の説明をした上で、3つ実践練習をします。

 

 

①気のボール、②セイシュ、③タントウ法です。

 

 

この3つを繰り返し練習すれば、おのずと上達していきますし、呼吸法との相乗効果も期待できるでしょう。

 

 

併せて、視線恐怖症への対処法も習得可能な場合があります。

 

 

最後に「ミニマリスト」の教室です。

 

 

「片づけはメンタルである」を基本に片づけの真髄を学んでいきます。

 

 

基本は2つ、「捨てること」と「定位置を決めること」です。

 

 

定位置を「居場所」と言うのもありです。どうしてなのか?理由は教室でお伝えします。

 

 

片づけの順番にも決まりがあって、ズバリ「衣食住」の順番なのですが、これも詳細は教室でということで・・・

 

 

これら3つの教室は、すべてパーソナルセッションになりますので、心配はご無用です。ぜひご相談くださいね。

 

 

以上、「3つの教室、はじめます。」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 

 

 



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このような症状についての、ご相談がありますVOL.02

前回からの続きですが、もう一度ポイントを振り返りたいと思います。

 

 

『こくう鍼灸院』では、各症状に共通する治療の「最大公約数」があります。共通項ともいいますが、これを整理しておきます。

 

 

1つ目は「心理カウンセリング」で、とくに1回目は心理カウンセリングに入る前の「アセスメント」(状況把握みたいな感じです)に時間をかけています。

 

 

2つ目、「鍼灸治療」は行う/行わない、どちらのパターンもあります。「アセスメント」で「心理カウンセリング」のみの方が結果が出せると判断されて場合は、「鍼灸治療」は行いません。

 

 

ただし、患者さんが「鍼灸治療」を希望される場合は別で、相談して決定します。

 

 

3つ目、「食事療法」ですが、これは必須です。でもいきなり説明しても頭に入りませんので…

 

 

30ページほどの小冊子『糖質オフのススメ!』/長野仁美著/をお渡しして、自宅で読んできていただいてから、次の回に一緒に勉強をしています。

 

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「食事療法」のキーワードは、グルコーススパイクです。(内容は省略します)

 

 

さらに、糖質制限/分子栄養学/IgG遅発型フードアレルギーもキーワードになります。

 

 

僕はこれを「食事療法」の「三種の神器」と名づけました。

 

 

「心理カウンセリング」「鍼灸治療」「食事療法」この3つを組み合わせることで、効果が上がると考えています。

 

 

それでは、前回からの続きで、どんな症状の方がいらしているか、具体的に確認していきますね。

 

 

「不定愁訴」/よくわからない心身の不調で、理由がはっきりしないことが多いため、病院に通院しても対処のしようがないこともあるようです。

 

 

メンタル/フィジカル両面からアプローチしていきます。「心理カウンセリング」「食事療法」「鍼灸治療」を組み合わせていきます。

 

 

「不眠症」/睡眠時無呼吸症候群やナルコレプシーなどの特別な問題がなければ、体系的な不眠へのアプローチと「心理カウンセリング」を行います。

 

 

「食事療法」(何を、とくにいつ食べるかは大事)も行い、「鍼灸治療」を併用することもあります。

 

 

その他、「過敏性腸症候群」「線維筋痛症」などの方々も来院していた経緯があり対応してきました。

 

 

また、治療はできませんが「発達障害」への生活面や心理面などへのアプローチや提案も行っています。

 

 

また、すべてのケースに共通することですが、必要に応じて、ご家族の相談にも対応しています。

 

 

以上、「このような症状についての、ご相談がありますVOL.02」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 



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このような症状についての、ご相談がありますVOL.01

「こくう鍼灸院」は「メンタルヘルス」が専門の、めずらしい鍼灸院です。

 

 

一般的な鍼灸院のイメージだと、肩こりや腰痛の治療というところでしょうか?

 

 

こういった症状に対処していないわけではありませんが、前提としてメンタル不調がベースにある場合にしています。

 

 

「こころの、ぜい肉、おとします」というキャッチフレーズは、メンタル/フィジカル両方からのアプローチを、カンタンな言葉で表現したものだと自負しております。

 

 

ごく普通のキャッチフレーズに聞こえるかもしれませんが、実はここにたどり着くまで試行錯誤を繰り返してきました。

 

 

そして、キャッチフレーズが完成して、気がつけば「メンタルヘルス」に関して、多角的に対応できるようになっていました。

 

 

…といっても、できないこともあるので、そういった場合は、なるべく早い段階で、適切な情報提供をしたり、リファー(別のところを紹介する)したりしています。

 

 

ひと口に「メンタルヘルス」とはいっても、これまで様々なご相談を受けてきました。

 

 

このコラムをご覧になっている方で、一度、当院へ通院してみようかなと考えている方もいらっしゃるかもしれませんので、いくつかのケースを紹介しようと思います。

 

 

その前に、各症状に共通する治療の「最大公約数」があります。共通項ともいいますが、これを整理しておきます。

 

 

1つ目は、「心理カウンセリング」で、とくに1回目は心理カウンセリングに入る前の「アセスメント」(状況把握みたいな感じです)に時間をかけています。

 

 

2つ目、「鍼灸治療」は、行う/行わない、どちらのパターンもあります。「アセスメント」で「心理カウンセリング」のみの方が結果が出せると判断されて場合は、「鍼灸治療」は行いません。

 

 

ただし、患者さんが「鍼灸治療」を希望される場合は別で、相談して決定します。

 

 

3つ目、「食事療法」ですが、これは必須です。でもいきなり説明しても頭に入りませんので…

 

 

30ページほどの小冊子をお渡しして、自宅で読んできていただいてから、次の回に一緒に勉強をしています。

 

 

「食事療法」のキーワードは、グルコーススパイクです。(内容は省略します)

 

 

さらに、糖質制限/分子栄養学/IgG遅発型フードアレルギーもキーワードになります。

 

 

僕はこれを「食事療法」の「三種の神器」と名づけました。

 

 

「心理カウンセリング」「鍼灸治療」「食事療法」この3つを組み合わせることで、効果が上がると考えています。

 

 

それでは、どんな症状の方がいらしているか、具体的に確認していきますね。

 

 

「うつ病」/抑うつ状態も含め、軽度から中程度までの方に来ていただいています。

 

 

「うつ病」といっても、「仕事うつ」「産後うつ」など様々ですので、その特性に応じた対応をしています。

 

 

その他のメンタル不調「不安障害」「パニック障害」「PTSD」などのご相談もあります。

 

 

また、病気ではありませんが、「性格傾向」のことや「HSP(ハイリーセンシティブリーパーソン)」などにも対応しています。

 

 

…と説明をしているうちに、かなり長くなってしまい、残りの説明のことを考えると、2回以上に分けた方がよさそうなので、今回はここら辺で終了します。

 

 

以上、「このような症状についての、ご相談がありますVOL.01」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 

 



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うつ病で能力が落ちたなと思ったときの対処法。

「うつ病」を患い、その程度が重かったり、期間が長かったりすると、それなりのダメージを受けることがめずらしくありません。

 

 

具体的には、頭の回転が鈍ったり、記憶力が落ちたり、慢性疲労だったり…などです。

 

病状が寛解(日常生活に影響ないレベルになること)したり、完治したりしてからも、同様の症状は残るということもあると思います。

 

 

能力への影響は、人によって違っていて、例えば、僕の場合だと、完治して再発もありませんが、記憶力、計算の能力、空間把握能力などが落ちました。

 

 

主観的な見立てに過ぎませんが、全盛期の6割ぐらいじゃないかと。

 

 

結果から言いますが、それでも僕は困っていません。

 

 

みなさん、こんなとき以前の自分とは違う、これではまた迷惑をかけてしまう、と考えたりしていませんか?

 

 

「うつ病」になった理由は、それこそ様々なので、言い切ることなどできませんが…

 

 

うつ病になった理由の1つには、この「迷惑をかけてしまう」という考え方にもあったのではないでしょうか。

 

 

同じ考え方をしていれば、変化のきっかけをつくるのは難しいかも。

 

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

「そのまま受け入れる」

 

 

ある種の能力が落ちたことを「そのまま受け入れる」んです。

 

 

記憶力が落ちたのなら、メモをすればいい。

 

 

計算の能力も、別に暗算に頼らなければいい。

 

 

代替できるなにかがあるので、それを探せばいいと思います。

 

 

それは、必ずしも自分の力ではなくてもいいと思います。

 

 

人に頼ったり、任せたりしてもいいでしょう。

 

 

こういうこと、これまで苦手だった方もいるのではないでしょうか。

 

 

この機会に人に頼ってみるというのはいかがでしょうか。

 

 

失った能力を嘆いたところで、得るものはありません。

 

 

嘆けばストレスになって、残っている能力でさえ、十分には出せないでしょう。

 

 

そもそも論ですが、能力のあるなし、こういった基準にしばられると、きつくないですか?

 

 

いいではないですか、できないならできないで。

 

 

もし、こういう考え方が「腑に落ちる」のであれば、気持ちが楽になります。

 

 

楽になれば、新しく見えてくることもあります。

 

 

僕の場合でいうと、失った能力は確かにありましたが、別の能力を手にしていたんです。

 

 

それは、全体を把握する能力です。俯瞰といか、太極的にものを見ることができるようになっていました。

 

 

ものごとの全体像がわかるようになったので、かなり楽になりました。

 

 

太極的に見えるようになったのが先か、いろいろな能力を失ったことを受け入れたのが先か、厳密にはわかりません。

 

 

いずれにしても、自分の能力にこだわらなくなりました。

 

 

こういう発想自体をしなくなりました。

 

 

他人の能力に対しても同様なので、人に対してやさしくなりました。

 

 

過去の自分も、表面上はやさしい人間ではあったと思いますが、やさしい人間ではなかった。

 

 

今は、本当の意味でやさしくなれたと思います。他人に対してだけではなく、自分にも。

 

 

これらのことは、すべて自分のためになります。

 

 

必要に応じて、人に頼ることもできるようになりました。

 

 

そうすると、頼ることがたいしたことではないとわかります。

 

 

迷惑をかけることを、恐れなくてもいいのではないでしょうか。

 

 

こっちが迷惑をかけたと感じている、この感覚は絶対ではありません。

 

 

相手は、なんとも思ってないかも。

 

 

逆に、相手が迷惑だと思っていることもあるかもしれません。

 

 

でも、いいではないですか、それで。

 

 

自分にできる分をやれば、それでいいと思います。あとはおまかせです。

 

 

そろそろ、自分で抱えこんで、いつもストレスを感じて生きる、こういう生き方から脱出しませんか。

 

 

実は、僕は「うつ病」になってよかったと思っています。

 

 

こんな気楽に暮らせるなど、自分の気質ではありえないと思うんです。

 

 

それが、「うつ病」をとおして実現しました。ありがたい限りです。

 

 

「うつ病」は、あなたの人生を楽にするため、人生の軌道を変えるためにやってきた『救世主』なのかもしれませんね。

 

 

以上、「うつ病になって能力が落ちたなと思ったときの対処法。」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 



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やりがいがあると、思わざるをえなかった。

今回のコラムは、現在ある状況におかれている方にとっては、苦しい内容になると思います。

 

 

そのため、途中で読むのがつらくなったら、ムリされずに中断してくださいね。

 

 

仕事が、つらい。でも「やりがい」がある。

 

 

よく聞く話ですね。

 

 

たとえば、教職員。「やりがい」のある仕事だと思います。

 

 

介護職も、そうかもしれません。

 

 

公務員もそうだと思います。

 

 

公務員は、世間一般のイメージとはまったくちがって、実はかなりハードな仕事です。辞めた自分だからこそ、痛感しています。

 

 

例えば、児童相談所などは、勤務したことのある人にしかわからない、たいへんさがあるでしょう。

 

 

僕自身の感覚でしかないのですが、正直、県庁職員を辞めてからの仕事は、精神的には左うちわ状態です。

 

 

それほど、元の仕事がたいへんでした。月120時間をこえる残業はめずらしくありませんでしたので。

 

 

僕は対人援助職が長いので、いちばん事情がわかるのも対人援助職のことなのですが…

 

 

総じて、これらは「やりがい」があると言えるのかもしれません。

 

 

ただし、「ある程度までは」という条件つきであることと、その仕事の向き不向きも考慮する必要があるかもと思います。

 

 

ある程度をこえると、それは「やりがい」とかいう言葉でまとめてはいけない気がします。

 

 

本当に「やりがい」があるということで、まとめていいのでしょうか?

 

 

ご自身に、合っていない仕事なのではないでしょうか?

 

 

合っていない仕事を、長期間「やりがい」という言葉で、ごまかし続けたとしたら、その代償は大きくなると思います。

 

 

ですが、安定した仕事であればあるほど、辞めるなどという選択肢は難しくなります。

 

 

そういう状況であれば、そこにとどまる理由があった方がいい。

 

 

そんなとき「やりがい」があるを使っていないでしょうか。

 

 

あるいは「責任感」という方向性もあるかもしれませんね。

 

 

仕事が原因で大きく心身の調子を崩したとしたら、いくつか考えた方がいいことがありそうです。

 

 

あくまでも、一時的な不調であり、仕事としては、ご自身に合っていると思う場合…

 

 

これは、一時的にペースをおとすなり、それでもうまくいかないときには、休職するというのも1つの方法だと思います。

 

 

考え方を変えるとかのレベルで、なんとかなるのであれば、それでもいいでしょう。

 

 

しかし、実は仕事が合っていなくて、という場合にはダメージも大きいですし…

 

 

リカバリーしようにも、仕事内容がネックになっているので、出口が見えないということになりかねません。

 

 

こうしたとき、自分の心身の健康を含む人生全体と、安定した仕事を天秤にかける必要があるかもしれません。

 

 

今後、どのように生きていくか、大事なことですね。

 

 

安定している仕事であっても、ご自分の心身が安定しないのであれば?

 

 

たいへんなことではありますが、ご自身で考えて、選択していく必要があるのだと思います。

 

 

以上、「やりがいがあると、思わざるをえなかった。」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 

 



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『公認心理師試験』この3冊に絞りました。

『公認心理師』試験の勉強をはじめました。

 

 

ブループリント(出題基準)が公表されたものの、問題のレベルなどは分かりません。

 

 

それでも、過去の自分自身の「精神保健福祉士」などの国家試験の経験から考えると、基本的な問題も相当程度、出題されるのではないかと思います。

 

 

そして、このような基礎的問題に翻弄されないことが、結果的に難しい問題を解くときに大切になってくると思っています。

 

 

最初にお断りしておきますが、これから提案することは、誰にでも有効な方法ではないと思います。

 

 

あくまでも自分にとって有効だと考えている方法です。

 

 

具体的な勉強法を考えるため、まず自分自身の棚卸しをしてみました。

 

 

僕は、心理学の大学も大学院も出てない(経営学専攻でした)のですが、縁あって現場で「心理カウンセリング」の仕事をしてきました。現任者「Gルート」になります。

 

 

ベースとなるの資格は「精神保健福祉士」と「鍼灸師」です。

 

 

「鍼灸師」も「心理カウンセリング」を深めるために取得しました。

 

 

「鍼灸師」が使う「脈診」や「腹診」で、メンタルの状況を観ることができますし、心理カウンセリングの前後で確認すると、その効果を図ることもできます。

 

 

話が脱線しました。現任者として仕事をしてきましたが、学問的な知識は体系的には整理されていないので、この部分は基礎から勉強をしなければなりません。

 

 

一方で、「精神保健福祉士」の関連で、各種法制度や社会資源などについては、ある程度理解しています。

 

 

もし、この部分が不安だという方の場合、「社会福祉士」または「精神保健福祉士」の『一問一答問題集』から必要なカ所だけ勉強すればいいと思います。(基礎的レベルだけでいけそうな気がします)

 

 

医学的な部分については、「鍼灸師」の勉強に必要だったので、ここもある程度おさえてあります。(「鍼灸師」の勉強の半分は西洋医学なんです)

 

 

もし、この部分が不安であれば、玉ちゃん先生の『のほほん解剖生理学』がいいかもしれません。ひととおり網羅されている上に、字が大きく、絵が豊富です。『YouTube』もありますので、そちらを観るのも1つ方法です。

 


のほほん解剖生理学

 

 

話を元に戻して、僕の場合は、これらはサラっと確認するだけにします。

 

 

あともう1つ、臨床心理関連の事例問題については「心理カウンセリング」の現場の経験や、問題がマークシートであることから、ある程度対応できるはずだと考えています。

 

 

…というわけで、勉強はもっぱら「心理学関連」が中心になります。試験までの時間もないので、これだけやるぐらいの勢いでいこうと考えています。

 

 

書籍は、以下の「3冊」で勉強することに決めました。

 

 

『公認心理師現任者講習会テキスト』✖のちに『公認心理師必携テキスト』が出ましたので、そっちに変更。

 

 

②③『心理学検定一問一答問題集[A領域編][B領域編]』

 

 


心理学検定 一問一答問題集[A領域編]

 


心理学検定 一問一答問題集[B領域編]

 

 

なにひとつ意表もつかず、誰もが考える王道の選択ですね。

 

 

ただ、これしか使わないとなると、ある意味斬新なのかもしれません。

 

 

①は『公認心理師必携テキスト』もふまえてサラっと勉強して、②と③を繰り返し繰り返し勉強するという形になると思います。

 

 

以上、『公認心理師試験』この3冊に絞りました、でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

 



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