トラウマの解消に『しんさいニート』

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カトーコーキさんが書いている『しんさいニート』というマンガがあります。

 


しんさいニート

 

マンガといっても、文字も多いので読みものとしてもいけます。

 

 

さらにマンガと文字の相乗効果で、状況がしっかり入ってくるんです。

 

 

カンタンに概略を紹介すると、東日本大震災をきっかけに「被災者」となった青年が、さらに追い打ちをかけられるように過去に受けたトラウマにさいなまされて、そこから抜け出そうと7転8倒していく物語なのですが…

 

 

状況の描写もさることながら、心理描写がすばらしいんです。

 

 

自分は心理の専門家ですが、同じ状況をこれほどわかりやすく語れるかなと思ってしまうほどです。

 

 

引きこもり、経済的ピンチ、トラウマからくる対人関係のパターンなど、これは苦しいなぁ、そうなるよなぁと腑に落ちますし…

 

 

途中登場する心理カウンセラーの方などは、おそらく実物は凄腕なんだろうなぁと思います。

 

 

カウンセリングを受けて、それを日常でどう生かして挑戦して、この危機から抜け出していったかがていねいに書かれています。

 

 


ここからは、自分自身の整理のためになんですが、マンガで心理カウンセラーさんが言っていたことをカ条書きにしておきます。

 

 

虐待による「トラウマ」と「外的コントロール」の関係性。

 

 

「外的コントロール」がなされるときの特徴「7つの致命的な習慣」

  • 批判する
  • 責める
  • 文句を言う
  • ガミガミ言う
  • 脅す
  • 罰する
  • 褒美で釣る

 

マンガには書いてはいませんでしたがDVなどのときに行われる

  • 爆発期
  • ハネムーン期
  • 緊張期

の3つがまざってくると、さらに複雑な「外的コントロール」が完成しそうですね。

 

 

マンガでは「外的コントロール」に相対するものとして「選択理論」

  • 支持する
  • 傾聴する
  • 受け入れる
  • 信頼する
  • 励ます
  • 尊敬する
  • 違いについて交渉する

 

自分が自分に対してできるものもありそうですね。「認知行動療法」のような役割を果たすのかもしれません。

 

 

最終的に青年は、表現によって変わっていくのですが、マンガ、音楽など、それまでやってきたことがつながるんですね。

 

 

自分の持論ですが、1つ1つが一流じゃなくても関係ないんだと思います。

 

 

たとえば、マンガで1/100(100人に1人の才能←現実的な才能ですよね)音楽も1/100だったら、1/100✕1/100=1/10000(10000人に1人の才能)になるんです。

 

 

さらに「トラウマ」から脱出した人……とかを掛け合わせていったら唯一無二に近くなるんじゃないかな?

 

 

このマンガには、いろんなことを学ばせてもらいました。

 

 

今ピンチにある人もない人も、一読の価値ありの本だと思います。

 

 

以上、「トラウマの解消に『しんさいニート』」でした。

 

 

ありがっさまりょうた。

 

 

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